セイバンモロコシ
今回のテーマは・・・「 セイバンモロコシ 」
イネ科の多年草。アフリカ原産の帰化(外来)植物で荒れ地、埋立地、土手、道端などに大群落をつくっている。日本国内の生息域は北海道と沖縄諸島を除く全国。1945年前後に関東から広がったとされているが、日本への侵入経路は分かっていない。
地下茎が横に伸びるため、種子よりも地下茎のほうが繁殖力が強い。茎は太く、大きな株となり高さ1~1.8m。葉は長さ20~60cm、幅1~2cm、ススキと異なり葉のへりはざらつかない。葉は幅広い線形で、もろくて折れやすい。8~9月になると茎先に大型の穂をつける。
発生した雑草を放置すると・・・
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景観の悪化・通行の妨害・視界の遮断・舗装の損壊などがおきる。また、生育した雑草が病害虫の巣窟や、雑草種子源となるため、被害が拡大する。
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特に通行者の多い歩道や、歩道の無い道路は、雑草を避けるために道路側にはみ出して通行することがある。危険箇所はチェックを行い、事故が発生する前に対策を考えることが重要である。
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