大手メガストアのB社様は、1年半前にリバースオークションを通じ最安値の再生トナーメーカーを選定し運用してきました。

しかし、価格だけで選定したため再生トナー不具合が多発し、多い月には不具合率45％（月間約500本の不具合）が生じ、店舗からの苦情処理、不具合再生トナーの返却業務、再生トナーメーカーへの苦情申し入れなどコスト削減以上に余計な業務が生じてしまいました。

店舗での安定した印刷環境を保つために再生トナー業者の変更を検討開始。関連会社の紹介から弊社にご連絡をいただきました。現状の問題点を細かくヒアリングし、安心して導入を決めていただくために店舗での印刷テストと弊社の工場視察をご提案しました。

店舗での印刷テストはB社様が納得するまで実施。半年間という長期間となりましたが複数の店舗で印刷テストを繰り返し導入を決定していただきました。

しかし、リバースオークションで選定した前再生トナーメーカーと同価格での対応はできず、単価で数百円の値上げとなってしまいました。

本来ならば単価が上がっておりますのでコスト高になる予定でしたが、実際に弊社再生トナーでの運用が始まると当初の予測よりも18％少ない本数で運用ができ、総額では更なるコストダウンに成功しました。

価格だけで選定すると、トナー1本当たりの印字枚数が少なかったり、不具合が想定より多かったりするためコストも時間も無駄になる可能性があることをお客様にご理解いただきました。